気  象  観  測
施設から放射性物質が放出された場合、風に乗って風下方向に拡散するため、
放射線監視とともに、風向・風速、大気安定度などの気象観測を行っています。
プロペラ型風向風速計 日射計 放射収支計
大気安定度はA〜Fの6段階で表され、風速と日射量(昼間)及び放射収支量(
夜間)から計算されます。大気の状態で放射性物質の拡散状態を予測すること
ができます。拡散状態を煙突から出る煙の例で下図に示します。
その他(雨量、感雨、気温)の観測
転倒ます型雨量計 感雨計 気温計
雨量計は、0.5mm以上の降雨がないと観測できません。感雨計では、霧雨程度
の雨でも感じることが可能です。